青春のすべて

 

 

 

ありえんくらいに楽しい夜に

星を見つめて 遊ぼうや

 

 

赤色のセンターが歌い出した瞬間、会場がどよめいた。9/19新潟夜公演、なにわ男子が関西ジャニーズJr.として行うコンサート最終日のこと。なにわ男子にとって約1年6ヶ月振りの有観客コンサートとなった勝たんコンツアーは、それまで天気に恵まれない日が多かったにも関わらず、迎えたその日は快晴の空が広がっていた。思い返せば728の日も、そんな晴れやかな天気だった。"大切な場所"から送り出すかのように晴れ渡った星空の下、なにわ男子の第1章に幕が降りた。まるで松竹座の緞帳が下がるかのように惜しまれつつ、それぞれの物語が、輝ける姿へとページを進める。めまぐるしく変わった世の中を経て久々に目にする7人は、繊細に光り輝くダイヤモンドのごとくまばゆい光を放っていた。

 

 

 

 

 

 

いや〜、、、、

 

 

 

 

 

 

ほんまに、ありがとSummer…

 

 

 

 

 

ツアータイトル発表時「勝たんってなんやねん…」と思っていたまだ何も知らない私、今や無意識に「なにわ男子しか勝たんなぁ…」なんて言っちゃってるので適応能力抜群。さらに甲子園球場でなにわ男子の曲が流れちゃったりなんかして。ずっと思い描いていた夢が叶う瞬間というものは一瞬で、本当に一瞬で。そんな奇跡的な瞬間を迎えた今年の夏は私たちにとっても、彼らにとっても二度とない季節となったはず。

 

 

 

 

 

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ダイヤモンドをモチーフにしたセットと星空のライティングがキラキラと煌めき、始まりの時を告げる。次の瞬間、7人がフライングで登場。え〜!?お人形さん運ばれて来ましたが!?双眼鏡で自担をロックオンしながら「これこれ〜〜~~!!!!!!!」と、コンサートの醍醐味を噛み締める。大橋くんの声がアリーナ全体に響き渡り、あの夏かけがえのない青春を刻んだアオハル〜With U With Me〜からスタート。長尾くん考案の地球をイメージして作られた衣装を纏って舞い降りる天使たち。なにわ男子のこれまでの軌跡を辿るかのように披露される数々のオリジナルソングは、たくさんの宝物みたいな思い出が付きもので。不安と期待を抱えながら梅芸で披露した初めての持ち曲、今や全国のアリーナで輝くよLuckyBoyしちゃっているんだから時流れは恐ろしい。この曲と共にここまで来れました...と甲子園出場校の主将インタビュー顔して噛み締めた。楽しくて仕方ない!と言わんばかりのハッピースマイルに、見ているこちらまで幸せな気持ちになれる。見る度に磨きがかかるダイヤモンドスマイルでは、彼らの放つ輝きと煌めく笑顔が合わさってさらに煌煌とした光が会場を包み込む。この何にも代えがたい今しかない瞬間を抱きしめたくて、見逃したくなくて。いつ見たってあまりのキラキラ加減に目が眩む。サン宝石のストーンでデコったガラケーなの?「皆に煌めけ」と会場全体を見渡しながら伸びやかに歌う大吾くんを見て、特大ダイヤモンド聖母スマイルに。大橋くんのCメロアレンジとその後ろで行われる投げチュー合戦、熱闘甲子園並に熱かったなあ。

 

 

 

 

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王道キラキラアイドルソングで魅了したかと思えば、一変して妖艶な表情を浮かべてガラリと空気を変え、袖を翻して舞い踊る7人のダンススキルの高さに驚かされる。やがて和テイストのステージは、満点の星空へと姿を変える。その昔、流れ星が「夜這星」と呼ばれていたという背景もこのセットリストに関係していたりするのかな…なんて深読みオタクが発動。

 

 

「青春というものは、明るい青春であったりとかしたたかなクールな青春もあると思うんですけど、その1つ1つの青春って振り返ってみれば何もかもがすごい輝いてて。その青春という短い期間ですけどその中にみんなが願いを込めて頑張っていて。それも流れ星と一緒なんじゃないかなと感じまして。青春と流れ星をかけた曲が生まれました。」

 

 

今年のあけおめコンで大西さんが画面のこちら側に訴えかけるように語った夜這星の意味。青春の淡くて切ない輝きは一瞬の光を纏って消えていく流れ星とどこか似てる。刹那に儚くて綺麗で、どこかミステリアスなこの曲。エモーショナルな雰囲気の中、コンテンポラリーダンスを披露。流れる星のように、しなやかで繊細な動きが印象的で、手足の長い道枝くんのダンスがめちゃくちゃ映えてて脳内HDDに必死に残した(はず…)。あれ…?なんか画質荒いな…(台風の時のBS放送?)「吹き抜けてゆく”風は〜”」←の振りが優勝(だったはず)。ラストの人差し指立て流星、尽くずるくて降参。憑依型のパフォーマンスと憂いのある表情に、思わず息を飲んで釘付けになってしまう。あどけない笑顔から艶めいた真顔まではうちの大西にお任せください…。

 

 

 

 

真夏の空の下、なにわ男子と一緒に過ごした”ない”記憶映像。顔の良い男揃いのバーベキュー、座ってりゃ次々にあーんされるので人生楽勝ダブルピース✌️🏻✌️🏻かと思ったらプールに落とされ水浸しになる私。一緒に落ちたはずの大橋くんがプールサイドに居るホラーコンテンツとしても楽しめたり。いつの間に赤札貼られたのかな…。

 

 

 

 

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グラスから飛び出した泡のようにシャボン玉が浮かぶステージで飛び跳ねる7人。ポップな浴衣姿ではじける笑顔を振りまく姿に釘付けのeyes。シャボン玉でステージが滑りやすくなってて、間奏でスケート始めちゃうのもso cute男子。Oh!サマーKING→Sha lal la ☆Summer Time→Ole Ole carnival!の良良良メドレー、いいんですか?いいんですか?と、野田洋次郎の人格が出現してしまうくらいの最高記録 summer time。野球ボールをモチーフにした衣装で披露する歴代のジャニーズ甲子園ソングメドレー、何回考えたって「なにわ男子」の「夢わたし」が続くことにめちゃ泣き委員長になってしまいます。

 

 

 

 

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「今お聞きいただいた曲が、夢わたしです。...…イェイイェイイェイ!みなさーん盛り上がってますかー!?」←切り替えの鬼・西畑大吾さん

この夏セミの声より聞いた夢わたしカラオケver.。画面左側の3人に振り回されてタジタジになる回しの人も総じて愛。限られた時間の中で進めていかなければならないMCで視聴者側にグダグダも焦りも感じさせなかった必殺仕事人のエンドレスお兄ちゃん。「このYouTubeではあるコーナーをするんですよね?」」「はい!そのコーナーというのはこちら!」のお決まりなやりとりの大ファンでした。いつだって真剣勝負のなにわ男子さんなので、メンバーが忖度しないなら俺らがしてやるよ!(?)の気持ちで愛情詰まった1ポイントを獲得した恭平ちゃん、最後まで持ってる男だったな。走ったりジャンケンしたりイントロクイズやったり線香花火したり手動でラジコン船動かしたり、濃ゆーい思い出ができた3カ月弱。これからのMC配信がない日々、どう生きれば良いのでしょうか?

 

 

 

 

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#ジャニーズしか勝たんメドレーを浴びた私、ジャニーズしか勝たんなあ…と語彙力全部全部起き去って~来てしまった模様。春のようにあたたかくてぬくもりがあって、柔らかい日差しが降り注ぐような、そんな雰囲気を纏う彼らが着るピンクツイードの衣装は長尾くんが作りだした傑作。割と門限厳しそうななにわちゃんが歌うシンデレラガールからのBig Shot!! でパールが付いた衣装を揺らしながら力強く歌い踊る姿からは、これまでとはまた違う覇気を感じたり。ほとばしる熱気と真っ直ぐなガムシャラさこそがめっちゃ熱い青春なのよ。そしてみんな大好きタピオカちゃんでJoy!!。この二人なら魔法だって使えちゃうよねと思わせる人類卒倒の可愛さ加減。かと思ったら兄組求婚ソング(?)の君だけにで情緒がお終いに。スタンドマイクに流れる指先がアダルトすぎて防振双眼鏡でも手に負えない震えが。続いて、四捨五入したらほぼ脚の美しきイケメンツインタワーの二人が欲望のレインで”魅せる”パフォーマンスを。RUNのイントロで背中合わせに拳突き出して、その後ろから5人がせり上がってくるやつはさすがにオタクみんな好きなやつじゃん…。全身を脈打つような気迫を感じたtruth。シンプルに目が足りん。

 

 

 

 

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アホ新世界と関西アイランドで「うわー!これぞ関西ジュニアのコンサートーーー!!!!!!!」と大の字ジャンプ。未来の中心は此処なので。関西の地で、関西ジャニーズJr.としてメラメラ闘志燃やしてアイドルを全うする彼らが本当に大好きで。関西飛び出して日本中で関西アイランドを歌う夏が来るなんてね。無邪気な笑顔が耀かしくて、ペンライトを掲げながら、永遠に煌めけと願うばかりでした。

 

 

 

 

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この先もずっと何気ない日々を過ごせるように、と道枝くんがそんな願いを託した歌に乗せて響き渡る伸びやかな歌声。スクリーンに映し出される手書きの歌詞からはより一層その気持ちを強く感じた。「横を見れば君がいるから」でうちの愛されリーダーと目を合わせて優しく微笑む彼らを見て、「永久の愛は...ここにあるんだぜ...」の気持ちに。キラキラと舞い落ちるテープは、これからの7人を祝福しているようで、少し前じゃ考えられなかったペンライトの海も相まって、幻想的な世界が創り上がる。暗転したステージに浮かび上がる7つの後ろ姿。右腕を突き上げて去っていく道枝くんの背中が、以前よりも大きく見えたのは気のせいじゃないはず。

 

 

 

 

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アンコールのSPLで「流星!流星!」「けんと!けんと!」コールするタピオカちゃん教徒、良すぎて良すぎたな(世論)。はけ際の、扉が閉まる直前の丈みち、お巡りさんこいつ”やってます”。確信犯です。一斉に喋りだして結局何も聞き取れないのがなにわ男子幼稚園のお決まり。「これで終わりだと思ってる奴いる?」をめげずに聞き続けたきょうへいくん、ついにアリーナのオタクを束ねる総長になれてて先生は嬉しいです。

 

 

 

光り輝くステージセットから、大好きな7人が姿を消してからも鳴り止まない拍手。オタクの意地とプライドを掛けた規制アナウンスとの戦い。ギュッとなったままもう一度ステージに出てきてくれたことが嬉しくて仕方なかった。「勝たんコンの、そして、我々なにわ男子の関西ジュニアとしての最後の曲です。」と、一曲だけやるとしたらねぇ…?みたいな察しがついていた会場に響く「タタタンッ」。白熱したイントロクイズをお送りできるレベルで物分りのいいオタクが揃った最終公演。関西ジュニアのエースが歌い出した瞬間に、思わず声が漏れてしまう関西担の皆さん。関西ジャニーズJr.として最後の曲が、関西アイランド。全身の力が抜けて全涙をマスクが吸収してくれるこのご時世よ。この後オタク全員で肩組んでトリキ行こうな!のマインドで最後の、本当に最後の姿を見届ける。

 

 

 

「CDデビューする実感というのは凄くわいているんですけど、関西ジュニアでなくなる自分がまだ想像できなくて、それくらい楽しくて幸せな居場所でした。」

 

「公演中だけでなく、公演後の時間であったりとか、本当に関西ジュニアになって良かったな、なにわ男子になれて良かったな思いました。」

 

「本当に最高だったのは、なにわ男子ができて今日までの1079日です。その1079日はこれからもどんどん伸びていくわけで、これからも幸せな道を作っていきたいと思っています。皆さんの心の中が第二のホームです。」

 

「エイトさん、WESTさん、そして僕たちなにわ男子に関西のバトンを受け渡してくれました。」

 

「僕のこっち(左胸)は関西ジャニーズJr.でこっち(右胸)はこれからデビューします!って感じなんですよね。関西ジャニーズJr.はここらへん(左胸)にあって、終わらないと思うんですよ。」

 

「この紫という色は僕の色、僕の灯火。そんな色だと思っています。」

 

「皆さんも辛い時はなにわ男子の曲を聴いてくれたら、僕たちはそばに居ますので。」

 

 

 

本公演の挨拶で、そう語った7人。言葉で何かを伝えるのが少し苦手な大橋くんが頑張って伝えようとしている時、全員が「ゆっくりで…ええんやで…」とマザーテレサみたいに微笑んで見守っていた気がする。丈くんが言っていた「関西のバトン」は、まさに「夢わたし」で、夢というバトンを次にわたしていくのが、ウチらの好きな関西ジュニアってやつ。いろんな、本当にいろんなことがあっても、季節は巡りゆくからね。あんなにも待ち望んだ、掴んだとも言うべき華々しいデビューだけど、関西ジュニアを卒業するというのは悲しくて、寂しくて。大吾くんが「関西ジュニアは学校で、なにわ男子はクラス。礼儀も感謝の気持ちも、全部この場所で教わりました。」と言っていたのが印象的で、松竹座のお風呂入ったり散らかった楽屋で毎日過ごしたりした思い出も、いつでも取り出せるように大事に宝箱の中にしまっておこうよ。それと、メンカラ決定時、青が良かったと言っていた恭平ちゃんがこんなにも紫を好きになったこと、自分のカラーを「灯火」と言ってくれたことがなんだかとっても嬉しかったな。さてさて、あと少しでなにわ男子の曲がCD音源で聴ける世界がやってくるんですよ。なんて言うのかな~…道枝くんが挨拶で言ってくれた言葉が、私がアイドルを応援する全てで。辛いときに彼らを見るだけで、声を聴くだけで救われるものがあるというか。自分自身も逃げ出したくなることだってたくさんあるはずなのにそう言ってくれる優しさに涙が止まらなくなった。わたくし、世界一素敵なアイドルを応援させて貰っている、なにふぁむと申します…。

 

 

 

 

 

関西魂燃やして肩を組んで挑んだ合同コンも、初めてのホールツアーも、夢の舞台京セラも、関西ジュニアとして輝いた日々はきっと人生の大きな財産で、彼らにとって最高最大の物語。

 

 

 

 

「びっくりするくらい、めちゃめちゃ頑張ったなにわ男子に、大きな拍手を!!!!!!!!」

 

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これからもたくさんたくさん拍手させてください。10年後20年後、幾つになっても「俺ら『なにわ“男子”なんで』ってはにかんで言ってて欲しいね。だって、初心って書いてうぶって読むし、青春と書いて時代って読むので。めっちゃ熱い青春と煌めく汗を連れて、なにわ男子の第二章がもうすぐスタートを切る。酸いも甘いも味見してきた大切な思い出たちも全部コトコト煮込んでいこうね。関西ジャニーズJr.のなにわ男子、私の人生に素敵な彩りを与えてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

We are dreaming forever…

 

 

 

2021.09